有馬温泉駅

有馬温泉駅*
駅舎(2014年10月)
ありまおんせん
ARIMA-ONSEN
KB15 有馬口 (2.5 km)
地図
所在地 神戸市北区有馬町字ウツギ谷266-2[1]
北緯34度47分57.56秒 東経135度14分45.49秒 / 北緯34.7993222度 東経135.2459694度 / 34.7993222; 135.2459694 (有馬温泉駅駅)座標: 北緯34度47分57.56秒 東経135度14分45.49秒 / 北緯34.7993222度 東経135.2459694度 / 34.7993222; 135.2459694 (有馬温泉駅駅)
駅番号 KB16
所属事業者 神戸電鉄
所属路線 有馬線
キロ程 22.5 km(湊川起点)
新開地から22.9 km
駅構造 地上駅[1]
ホーム 2面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
1,027人/日(降車客含まず)
-2021年-
乗降人員
-統計年度-
2,211[2][3]人/日
-2021年-
開業年月日 1928年昭和3年)11月28日[1]
  • * 改称経歴[1]
  • - 1929年 電鉄有馬駅 → 有馬温泉駅
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プラットホーム
改札口

有馬温泉駅(ありまおんせんえき)は、兵庫県神戸市北区有馬町字ウツギ谷にある、神戸電鉄有馬線[1]。駅番号はKB16

有馬線の終点。神戸電鉄では最も高い標高357 m地点にあり、かつ最東端の駅である。有馬クリスタルビルを併設している。

歴史[編集]

駅構造[編集]

標高は357 mで、これは神戸電鉄線内で最も高い。頭端式2面2線のホームを持つ地平駅でホーム有効長は4両[1]。駅舎は車止め側にあり、小規模な駅ビルとなっている[1]。当駅は開業以来のアール・ヌーヴォー調の洋風駅舎で永年親しまれてきたが、1989年有馬クリスタルビルの1階が駅舎となった[1]

かつては2番線の横に貨物用引き込み線があったが、現在は駐車場になっている。

のりば[編集]

ホーム 路線 方向 行先
1 有馬線 上り 新開地方面[6]
2

※ 日中は1番線と2番線を交互に使用する。

3両編成2本による夜間停泊運用がある。朝夕ラッシュは新開地行き、鈴蘭台行きとなる。

運行形態[編集]

新開地方面からのほとんどの列車が三田線に直通し、新開地駅 - 当駅間の列車は朝夕のみである(土休祝日は夜18時台に当駅発鈴蘭台止まりが2本設定されている)。したがって発着列車は有馬口 - 有馬温泉間の区間列車が大部分を占める[4]。1991年3月24日に、日中の新開地駅 - 当駅間の系統を、三田線岡場駅折り返しに変更したが、当駅の発着本数は1時間4本に増やされた。

2013年5月28日に発生した有馬口駅での脱線事故により有馬口駅の配線変更を行い、当面の間、新開地・鈴蘭台発着の運行が不能となるためすべての列車が有馬口と有馬温泉の間での折り返し運行となっていたが、2014年6月28日のダイヤ改正より、新開地 - 有馬温泉間の直通運転が再開された[7]

利用状況[編集]

近年の1日平均乗車人員は下表のとおりである。

年度別1日平均乗車人員[8]
年度 1日平均
乗車人員
2007年(平成19年) 1,546
2008年(平成20年) 1,518
2009年(平成21年) 1,463
2010年(平成22年) 1,493
2011年(平成23年) 1,522
2012年(平成24年) 1,562
2013年(平成25年) 1,562
2014年(平成26年) 1,608
2015年(平成27年) 1,702
2016年(平成28年) 1,622
2017年(平成29年) 1,616
2018年(平成30年) 1,477
2019年(令和元年) 1,492
2020年(令和02年) 948
2021年(令和03年) 1,027
2022年(令和04年) 1,318

駅周辺[編集]

バス路線[編集]

停留所名 運行事業者 路線名・系統・行先
有馬温泉駅 阪急バス
神姫バス

その他[編集]

第1回近畿の駅百選に選定されている。

かつて駅近くの丘陵に神戸電鉄グループが大型総合レジャーランド「神鉄有馬ユースピア」の建設を計画していた。

隣の駅[編集]

神戸電鉄
有馬線
普通・準急(到着列車のみ)
有馬口駅 (KB15) - 有馬温泉駅 (KB16)
2013年2月28日までは有馬口駅 - 当駅間に新有馬駅があった[9]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n 『兵庫の鉄道全駅 私鉄・公営鉄道』神戸新聞総合出版センター、2012年12月10日、170頁。ISBN 9784343006745全国書誌番号:22185464 
  2. ^ 移動等円滑化取組計画書・報告書”. 神戸電鉄. 2023年10月21日閲覧。
  3. ^ 2021年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 神戸電鉄. 2023年10月21日閲覧。
  4. ^ a b c 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 14号 神戸電鉄・能勢電鉄・北条鉄道・北近畿タンゴ鉄道、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年6月19日、11-13頁。全国書誌番号:21939503 
  5. ^ 今尾恵介監修『日本鉄道旅行地図帳』9号 関西2、新潮社、2009年、56頁。ISBN 9784107900272 
  6. ^ 有馬温泉駅 構内図” (PDF). 神戸電鉄. 2023年6月10日閲覧。
  7. ^ 脱線事故後の運転再開と今後の対策について』(PDF)(プレスリリース)神戸電鉄、2013年5月31日。 オリジナルの2013年6月11日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20130611204256/http://www.shintetsu.co.jp/release/2013/130531.pdf 
  8. ^ 神戸市統計書”. 神戸市. 2021年4月20日閲覧。
  9. ^ 会社案内/年譜 平成16~”. 神戸電鉄. 2013年7月12日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]