百霊愛透杯世界囲碁オープン戦

百霊愛透杯世界囲碁オープン戦（ひゃくれいあいとうはいせかいいごオープンせん、百灵爱透杯世界围棋公开赛）は、囲碁の世界棋戦。2012年創設、2年ごとに開催される。

• 主催 国際囲碁連盟、貴州省人民政府
• 共催 中国囲棋協会、貴州省体育局
• 協力 日本棋院、韓国棋院
• 後援 貴州百霊企業集団
• 優勝賞金 (1-3回)180万元、(4回)100万元

出場選手は、前回優勝・準優勝者、オープン予選を勝抜いた48名（第1回は50名）と、中国5、日本・韓国3、台湾1、中国囲棋協会推薦者2名の計64名。第4回は、プロ組16名、元老組8名、アマチュア組16名が出場。

方式[編集]

• トーナメント制で、第3回までは準決勝は三番勝負、決勝は五番勝負。第4回は決勝三番勝負。
• 持時間は、第3回までは2時間45分、使い切ると1分の秒読み5回。第4回は各2時間、1分の秒読み5回。

過去の成績[編集]

第1回[編集]

2012年3月に予選と本戦1、2回戦が行われ、2013年1月に決勝五番勝負が北京と貴州黄果樹で行われた。

第2回[編集]

2014年3月に予選と本戦1回戦、7月に本戦2、3回戦、9月に準々決勝、準決勝が行われ、2014年11月-2015年1月に決勝五番勝負が合肥市と珠海市で行われた。

第3回[編集]

2016年6月に本戦1、2回戦、7月に3回戦、8月に準々決勝、準決勝が行われ、2016年9月-12月に決勝五番勝負が雲南省普洱市と貴州省安順市で行われた。

第4回[編集]

第4回は、プロ組（16名）、元老組（8名）^[1]、アマチュア組（16名）^[2]の3組で、2018年7月24日に1回戦、7月26日に2回戦が北京で、2019年1月13日に準決勝、1月15、17日に決勝三番勝負が貴州省安順市で行われた。優勝賞金は、プロ組100万元、元老組30万元、アマチュア組20万元。

プロ組

• 1回戦
  • 柯潔（中国） - 金志錫（韓国）、卞相壹（韓国） - 謝爾豪（中国）
  • 陳耀燁（中国） - 朴廷桓（韓国）、芝野虎丸（日本） - 檀嘯（中国）
  • 申眞諝（韓国） - 王元均（中華台北）、党毅飛（中国） - 許家元（日本）
  • 辜梓豪（中国） - 山下敬吾（日本）、井山裕太（日本） - 連笑（中国）
• 2回戦 柯潔 - 卞相壹、陳耀燁 - 芝野虎丸、申眞諝 - 党毅飛、辜梓豪 - 井山裕太
• 準決勝 柯潔 - 陳耀燁、申眞諝 - 辜梓豪
• 決勝三番勝負 柯潔 2-0 申眞諝

元老組

• 1回戦
  • 依田紀基（日本） - 劉小光（中国）、常昊（中国） - 大竹英雄（日本）
  • 馬暁春（中国） - 小林光一（日本）、聶衛平（中国） - 武宮正樹（日本）
• 準決勝 依田紀基 - 常昊、馬暁春 - 聶衛平
• 決勝戦 依田紀基 - 馬暁春

アマチュア組

• 1回戦
  • 王琛（中国） - 曾平心（中華台北）、村上深（日本） - マニュエル・ヴェラスコ（カナダ）
  • 趙健男（中国） - 史干生（カナダ）、宋弘錫（韓国） - 井場悠史（日本）
  • 白宝祥（中国） - 豊田裕仁（日本）、嚴動虔（韓国） - アリ・ジャバリン（イスラエル）
  • 呂立言 - 許家埕（中華台北）、イリヤ・シックシン（ロシア） - 金珉奭（韓国）
• 2回戦 王琛 - 村上深、趙健男 - 宋弘錫、白宝祥 - 嚴動虔、呂立言 - イリヤ・シックシン
• 準決勝 王琛 - 趙健男、白宝祥 - 呂立言
• 決勝戦 王琛 - 白宝祥

注[編集]

外部リンク[編集]

• 中国棋牌網「百灵爱透杯历届冠亚军」
• 中国棋牌網「百霊杯世界囲棋公開戦」
• TOM棋聖道場「百灵爱透杯」
• 日本棋院「百霊杯」