長井功一

長井 功一
基本情報
出身地 日本の旗 日本 栃木県
生年月日 (1984-05-14) 1984年5月14日(39歳)
選手情報
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

長井 功一(ながい こういち、1984年5月14日 - )は、日本プロ野球審判員。審判員袖番号は2栃木県出身。

経歴[編集]

栃木県立宇都宮商業高等学校日本大学卒業[1]

2007年独立リーグBCリーグ審判員として活動[2]2009年1月1日にパシフィック・リーグ審判員となる。同期入局の芦原英智とともに、BCリーグ経験者初のNPB審判員採用者となった[3]

2013年9月10日ヤクルト広島第20回戦(明治神宮野球場)で三塁塁審として一軍初出場[1]

2020年10月18日DeNA巨人第20回戦(横浜スタジアム)の2回無死一・二塁の場面にて、巨人の大城卓三が放った二塁への小フライを二塁手のネフタリ・ソトがグラブに当てて落球。それをソトが拾い上げて二塁にトスしてアウトにした一連のプレーを、二塁塁審を務めていた長井は故意落球と判定し、打者走者のアウト、一死一・二塁で試合を再開させた[4]。この判定が評価され、同シーズンのファインジャッジ賞を受賞した[5]

2021年7月16日のマイナビオールスターで右翼の外審を務め、第二戦では球審も務めた。これは初のオールスターゲーム出場となった。

2022年6月10日の西武広島1回戦(ベルーナドーム)では一塁塁審を務めた。この試合中に判定を巡りリクエストが3回も要求されたが全て判定通りであった。この正確な判定が評価され、自身2度目となるファインジャッジ賞を受賞した[6]

審判出場記録[編集]

(記録は2023年シーズン終了時)[7]

表彰[編集]

  • イースタン・リーグ優秀審判員:1回(2016年)
  • ファインジャッジ賞:2回(2020年、2022年)

(記録は2022年シーズン終了時)

脚注[編集]

  1. ^ a b 長井 功一 | 審判員・記録員”. NPB.jp 日本野球機構. 2021年7月15日閲覧。
  2. ^ BCLより2名の審判員がパ・リーグ審判員に採用!”. ベースボール・チャレンジ・リーグ (2009年3月6日). 2009年4月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月15日閲覧。
  3. ^ “パ・リーグが3審判員を新たに採用”. 日刊スポーツ. (2009年3月6日). https://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp0-20090306-468175.html 2021年7月15日閲覧。 
  4. ^ “無死一、二塁から小フライを落球も、打者アウト。なぜ?”. 週刊ベースボールONLINE. (2020年11月6日). https://column.sp.baseball.findfriends.jp/?pid=column_detail&id=039-20201109-01 2021年7月15日閲覧。 
  5. ^ “NPBが審判表彰を発表、最優秀審判は有隅氏 各賞の選考方法や理由は”. 西日本スポーツ. (2020年12月11日). https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/672588/ 2021年7月15日閲覧。 
  6. ^ 審判員奨励賞、ファーム優秀審判員賞、ファインジャッジ賞 受賞審判員について 日本野球機構オフィシャルサイト(2023年03月25日閲覧)
  7. ^ 2023年度審判員・記録員 長井功一”. 日本野球機構公式サイト. 2023年3月16日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]