静岡鉄道A3000形電車

静岡鉄道A3000形電車
静岡鉄道A3000形電車
(左から第2編成、第1編成)
(17年11月19日、日吉町)
基本情報
製造所 総合車両製作所横浜事業所
主要諸元
編成 2両編成
軌間 1,067 mm
電気方式 直流600V
架空電車線方式
最高運転速度 70 km/h
設計最高速度 90 km/h
起動加速度 2.5 (3.0) km/h/s
減速度(常用) 3.5 km/h/s
減速度(非常) 4.5 km/h/s
編成定員 238(座席78)人
車両定員 119人
車両重量 クモハA3000形 (Mc) 34.3t
クハA3500形 (Tc) 29.5t
編成重量 63.8t
全長 18,000 mm
車体長 17,580 mm
全幅 2,742 mm
車体幅 2,740 mm
全高 4,015 mm
車体 軽量ステンレス(sustina)
台車 総合車両製作所製ボルスタ付空気ばね台車
Mc車:TS-840・Tc車:TS-841
主電動機 東洋電機製造製 全閉内扇式かご形三相誘導電動機
主電動機出力 120kW
駆動方式 TD継手式中実軸平行カルダン駆動方式
歯車比 99:14 (7.07)
編成出力 480kW
制御装置 IGBT素子VVVFインバータ制御
(東洋電機製造製)
制動装置 回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ、保安ブレーキ、滑走再粘着制御
保安装置 i-ATS(変調方式MSK、車上パターン制御方式)、静鉄式ATS(点制御速度照査機能付)
備考 第1編成でのデータ
第57回(2017年
ローレル賞受賞車両
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静岡鉄道A3000形電車(しずおかてつどうA3000がたでんしゃ)は、静岡鉄道通勤形電車である。

概要[編集]

1000形の置き換えを目的として導入される車両である。形式名の由来は、「Activate(活性化させる)」「Amuse(楽しませる)」「Axis(軸)」のA3つから[1]2016年平成28年)3月24日に第1号目車両「Clear Blue」が営業運転を開始した[2][3]2022年令和4年)度までに2両編成12本(計24両)を導入する計画があったが[4][5]、第11編成と第12編成の導入がそれぞれ1年延期されたため[5][6]2023年(令和5年)度までに同数の編成を導入する予定となった[6]。製造を担当するのは総合車両製作所横浜事業所である[1]

編成はクモハA3000形(Mc・静岡側)-クハA3500形(Tc・清水側)となっている。

第1編成となるA3001 - A3501の2両が2015年(平成27年)12月15日に総合車両製作所横浜事業所から富士駅まで甲種鉄道車両輸送され[7]17日に同駅より長沼工場まで陸送により搬入された[8]18日午後には報道陣向けに記念セレモニーが行われ[9]、その後試運転を経て2016年3月24日から営業運転を開始した[3][10]

1000形以来43年ぶりとなる新型車両の導入に当たって、静岡鉄道ではスペシャルサイトを開設(外部リンク項参照)、新静岡駅に運行開始日までのカウントダウンボード設置、各種イベントでのPR、さらに特別に撮影したイメージムービーをYouTube上で複数公開[11]するなど広報活動に力を入れた。

2017年5月24日付で「鉄道友の会」のローレル賞を受賞した[12][13]

車体[編集]

車体は普通鋼製の前頭部を除き、総合車両製作所のsustina[14]と呼ばれる新開発の軽量ステンレス車体を採用し(私鉄の編成としては全国初採用)、前面非貫通としている[15]。前部標識灯(前照灯)、標識灯、後部標識灯(尾灯)には省エネルギー化と省メンテナンス化のためLEDが採用されており[16][17]、特に前部標識灯については高輝度のものとして配光を広くしている[18]。前面と側面の行先表示器はフルカラーLED式となっている。白色での行先表示以外にも、多彩なイラストなどが表示できるようになっている[16]

踏切事故対策として前頭部を強化しており[18]、オフセット衝突対策として車端スミ柱断面の一辺を45°として衝突した車両同士が離反する構造としている[15]

連結部の転落防止幌は、各駅のプラットホームに転落防止柵が設置されているため採用されていない。

運転台[編集]

ハンドルは1000形と同様のT字型ワンハンドルマスコンで[19]、運転席を中心に人間工学に基づいた配置としている。ワンマン運用での安全運行と乗務員の疲労軽減のために運転室内の段差を無くすとともに[19]、通常使用しないスイッチはキセ内に納め[16]、極力機器を配置しない運転台とした[20]。その他の運転室内の機器も1000形と同様の配置としている[20]

機器監視、空調や車内外表示器制御などを常に監視するモニタリング装置が設置され、乗務員支援や故障時における早期復旧に備えている。さらにドライブレコーダーを設置し[19]、小型の前方監視カメラで記録される映像により、今後の事故防止に活用する予定である[15]

内装[編集]

車内はオールロングシートで、車いす・ベビーカースペースを各車両乗務員室寄りに1か所ずつ配置し[15]、2段手すりを設置するなどバリアフリー化を図っている[21]。車内灯は、LEDを採用することで省エネルギーと省メンテナンス化を図った[21]。直接光と間接光のハイブリッド照明で、荷棚広告は直接光、客室内は間接光で照明する。客室では、左右の側壁をロールバーで結合することにより、構体の剛性と側面衝突など非常時における車内空間保持性能の向上を実現し[15]、車体の振動も抑制できる[16]。なお、A3000形は全席優先席となる。

ドア上には32インチハーフサイズの液晶ディスプレイを用いた東芝製のデジタルサイネージ装置が1両に3か所千鳥配置され[21]、現在地や行先、列車種別、路線図や沿線案内などを高画質で表示するだけでなく、季節により背景が変わる仕様となっている。また、横長の画面を活かした表示の他、広告枠も用意して多彩な情報を提供する。駅名はインバウンド対策として、日本語、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語を表示する[16]。ドアの開閉時に鳴動するドアチャイムは、東急5000系等と同じ物が採用されている。

窓ガラスはUVカットグリーンガラスを採用している[21]

つり革には、全国初となる2段つり革(1つのつり革に高さが違う2つの取っ手がついた吊革)を導入した[16][21][15]

また、各車両の天井には4台の防犯カメラを設置し[22]、安全・安心な輸送サービスを強化を図った[16]

県外観光客や訪日外国人の呼び込みへ、無料のWi-Fiサービスも行う[15]

主要機器[編集]

主制御装置は、静岡鉄道の車両として初となるIGBT素子を用いた東洋電機製造製のスナバレス2レベル方式のVVVFインバータ制御(RG6033-A-M)を採用。1台の制御装置で2台の電動機を制御するインバータを2群(1群2台モータ駆動)搭載し、1群単位で解放可能なシステムとしている。制御方式は応答性とトルク制御性に優れたベクトル制御とし、遮断器等にはエアレス方式のアークレスタイプを採用することで保守の低減を図った[16]

主電動機は、省保守性、低騒音、高効率化を目的として、東洋電機製造製の全閉内扇式かご形三相誘導電動機(TDK6254-A[注釈 1][23])を採用した。開放部がない全閉内扇式のため低騒音化が図れる他、油潤滑方式を採用したことで、潤滑油の交換のみを行うことにより分解整備を不要とし、保守性が向上した[16]

補助電源装置は、容量100kVA、出力三相AC440Vの静止型インバータ(SIV)で、1台の装置に2台のインバータ部・制御部を内蔵した待機二重系を採用した。主回路構成は低騒音化に有利な3レベル方式のIGBT素子を使用した電圧形インバータとした[16]

ブレーキ方式は、回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキを採用し、滑走再粘着制御付である[16]

空気圧縮機は、かご形三相誘導電動機駆動によるスクロール式オイルフリータイプのURC1200D-Iを採用する。吐出し量は400L/minで3台設置する[16]

パンタグラフは、軽量化と保守省力化を図るため、同鉄道初のシングルアームパンタグラフを採用(東洋電機製造製)。すり板は焼結銅合金、ばね系は3元系構造とすることで、追従性能の向上を図った。クモハA3000に関節部分を連結面側に向けた形で取り付けられる[16]

台車は、総合車両製作所製のTS-840(電動台車)・TS-841(付随台車)で車体直結式の空気バネ支持方式台車(枕梁付き)を採用し、1000形の台車をベースに細部をリニューアルすることで、さらなる性能向上を図った。車軸軸受は密封式として従来の軸受より保守性を向上させた。また、曲線通過時の車輪フランジ摩耗低減のため、フランジ塗油装置を装備している。この他、滑走防止制御を行うため付随台車の軸端には速度発電機を取り付け、各軸ごとの滑走防止制御を働かせる[16]

駆動装置はTD平行カルダン駆動方式を採用し、メンテナンス性と静音性の両立を図った。歯車比は99:14(7.07)である[16]

空調装置は、冷房装置は三菱電機製のR407C冷媒を使用した冷房能力52.3kW(45,000kcal/h)の集中型装置(CU737)を屋根上に各車両1台搭載している。カレンダー機能や温度センサ、乗車率検知を使った全自動運転を行う。送風装置は横流ファン(ラインデリア)を各車両5台設置(うち1台は乗務員室内)した。暖房装置は750Wのシーズ線式ヒータをクモハA3000形には13台、クハA3500形には12台設置した[16]

警笛は空気笛(タイフォン)と電子音の警笛を装備している。また急行運転の際に使用されるミュージックホーンを装備している。警笛の吹鳴は足元のスイッチ式ペダルを使用するが、ミュージックホーンは運転席コンソールのボタンを押して鳴らす。ミュージックホーンのメロディと音色は1000形で使用されていたものを継承している。

編成[編集]

2024年2月23日に残る1編成が営業運転を開始したことにより12編成全てが運用中である[6]

車両デザインは以下の通りである。

  • 7編成は静岡県にちなんだ7色(1編成に1色ずつ)で、「shizuoka rainbow trains」と称する[1]
  • 5編成は無塗色で、全面広告車に対応する。
A3000形電車編成表

車体デザイン 運行開始日 竣工
クモハA3000
(Mc)
クハA3500
(Tc)

A3001[24] A3501[24] shizuoka rainbow
trains
2016年(平成28年)3月24日[3] 2015年(平成27年)[注釈 2]
A3002[25] A3502[25] 2017年(平成29年)3月24日[3] 2017年(平成29年)
A3003[26] A3503[26] 2018年(平成30年)3月21日[3] 2018年(平成30年)
A3004[26] A3504[26]
A3005[27] A3505[27] 2019年(平成31年)3月9日[3] 2019年(平成31年)
A3006[27] A3506[27] 無塗色
(全面広告車対応)
A3007[3] A3507[3] shizuoka rainbow
trains
2020年(令和2年)3月7日[28] 2020年(令和2年)
A3008[3] A3508[3]
A3009 A3509 無塗色
(全面広告車対応)
2021年(令和3年)3月6日[29] 2021年(令和3年)
A3010 A3510
A3011 A3511 2023年(令和5年)2月25日 2023年(令和5年)
A3012 A3512 2024年 (令和6年) 2月23日 2024年 (令和6年)
shizuoka rainbow trainsの各色
イメージ モチーフ 対象編成
  Passion Red(パッションレッド) 情熱的 活動的 いちご A3002 - A3502[25]
  Pretty Pink(プリティピンク) かわいい ロマンティック 桜エビ A3007 - A3507[3]
  Brilliant Orange Yellow(ブリリアントオレンジイエロー) 暖かさ 幸福感 みかん A3004 - A3504[26]
  Fresh Green(フレッシュグリーン) 新しさ 優しさ 山葵 A3008 - A3508[3]
  Natural Green(ナチュラルグリーン) 安全 自然 お茶 A3003 - A3503[26]
  Clear Blue(クリアブルー) 安心 誠実 富士山 A3001 - A3501[24]
  Elegant Blue(エレガントブルー) 上品 信頼 駿河湾 A3005 - A3505[27]
全面広告車
全面広告車名 対象編成 期間
静岡鉄道100周年記念 A3006 - A3506 竣工時~2020年5月19日

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 端子電圧440V、電流197A、定格出力120kW、定格回転数1,770rpm、効率93.5%
  2. ^ 製造銘板は2016年

出典[編集]

  1. ^ a b c 静鉄電車 新型車両の制作開始について〜制作会社、形式名、外観カラーリング決定〜 - 静岡鉄道、2015年6月19日
  2. ^ 3月24日「発車!」 静岡鉄道の新車両 - 静岡新聞、2016年1月8日
  3. ^ a b c d e f g h i j k l ~ついに7色の新型車両が揃います!~静鉄新型車両A3000形第7,8号目車両および「静岡レインボートレインズ」お披露目のお知らせ” (PDF). 静鉄グループ 静鉄レールウェイ. 静岡鉄道株式会社. p. 3 (2020年1月10日). 2020年6月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月5日閲覧。 “1.現在運行中の車両 第1号目車両「Clear Blue」 2016年3月24日より運行開始 第2号目車両「Passion Red」2017年3月24日より運行開始 第3号目車両「Natural Green」2018年3月21日より運行開始 第4号目車両「Brilliant Orange Yellow」 2018年3月21日より運行開始 第5号目車両「Elegant Blue」2019年3月9日より運行開始”
  4. ^ 2019年度移動等円滑化取組計画書” (PDF). 静鉄グループ 静鉄レールウェイ. 静岡鉄道株式会社. pp. 1-2 (2019年12月27日). 2020年7月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月5日閲覧。 “新型車両A3000形の導入を推進し、2022年度までに12編成の車両を置き換える。 ・新型車両A3000形へ更新、置き換えを推進する。(2019年度2編成、2020年度2編成、2021年度1編成、2022年度1編成)”
  5. ^ a b 2020年度移動等円滑化取組計画書” (PDF). 静鉄グループ 静鉄レールウェイ. 静岡鉄道株式会社. pp. 1-2 (2020年6月26日). 2020年10月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月5日閲覧。 “新型車両A3000形の導入を推進し、2022年度までに12編成の車両を置き換える。 ・新型車両A3000形へ更新、置き換えを推進する。 (2020年度2編成、2021年度1編成、2022年度1編成)”
  6. ^ a b c 2021年度移動等円滑化取組計画書” (PDF). 静鉄グループ 静鉄レールウェイ. 静岡鉄道株式会社. pp. 1-2 (2021年6月30日). 2021年7月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月5日閲覧。 “新型車両A3000形の導入を推進し、2023年度までに12編成の車両を置き換える。 ・新型車両A3000形へ更新、置き換えを推進する。(2020年度2編成、2022年度1編成、2023年度1編成)”
  7. ^ 静岡鉄道A3000形第1編成が甲種輸送される - 鉄道ファンrailf.jp 鉄道ニュース、2015年12月16日
  8. ^ “新型電車 道路“走る” 長さ18メートル - 静岡鉄道、富士から陸送”. 静岡新聞 (静岡新聞社): p. 3(夕刊). (2015年12月17日) 
  9. ^ ““富士山ブルー”新型車両 見参 静岡鉄道が初公開 来春運行”. 静岡新聞 (静岡新聞社): p. 25(朝刊). (2015年12月19日) 
  10. ^ “静鉄 新車両が出発 さわやかブルー - 静岡で式典”. 静岡新聞 (静岡新聞社): p. 2(夕刊). (2016年3月24日) 
  11. ^ YouTube-静岡鉄道株式会社鉄道部
  12. ^ 鉄道友の会 選定 2017年ブルーリボン賞・ローレル賞決定』(PDF)(プレスリリース)鉄道友の会、2017年5月24日。 オリジナルの2020年11月12日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20201112073227/http://www.jrc.gr.jp/files/BL_2017_press.pdf2020年11月12日閲覧 
  13. ^ 静岡鉄道の新型が優秀車両に 「路線規模・保守性などとの相性を考慮」 2017年ローレル賞”. 乗りものニュース (2017年5月24日). 2017年5月25日閲覧。
  14. ^ Sustina - 総合車両製作所(2017年版/2017年3月8日閲覧)
  15. ^ a b c d e f g R&M、p.63。
  16. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 「静岡鉄道A3000形 SHIZUTETSU Series A3000」パンフレット 静岡鉄道株式会社発行
  17. ^ 運転協会誌、p.29。
  18. ^ a b 総合車両製作所技報、p.6。
  19. ^ a b c 運転協会誌、p.27。
  20. ^ a b 総合車両製作所技報、p.8。
  21. ^ a b c d e 総合車両製作所技報、p.7。
  22. ^ 総合車両製作所技報、p.10。
  23. ^ 静岡鉄道株式会社A3000形電車用電機品 (PDF) 東洋電機技報第133号(インターネットアーカイブ)。
  24. ^ a b c 静岡鉄道新型車両スペシャルサイト“shizuoka rainbow trains / 静岡 レインボー トレインズ” 第1号目の外観カラーリング
  25. ^ a b c 静岡鉄道新型車両スペシャルサイト“shizuoka rainbow trains / 静岡 レインボー トレインズ” 第2号目の外観カラーリング
  26. ^ a b c d e f 静岡鉄道新型車両スペシャルサイト“shizuoka rainbow trains / 静岡 レインボー トレインズ” 第3・4号目のカラーリングが決定しました。
  27. ^ a b c d e トピックス | 静鉄グループ 静鉄レールウェイ A3000形 第5、6号目のカラーリング発表
  28. ^ 静鉄電車 A3000形・1000形スペシャルイベント開催のお知らせ★★”. 静鉄グループ 静鉄レールウェイ. 静岡鉄道株式会社 (2020年2月12日). 2021年2月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月5日閲覧。 “新型車両A3007号(Pretty Pink)・A3008号(Fresh Green)の運行を3/7に開始します。”
  29. ^ 静岡県内初!再生可能エネルギー100%で運行~静鉄電車新型車両運行開始および引退車両ラストランのお知らせ~” (PDF). 静鉄グループ 静鉄レールウェイ. 静岡鉄道株式会社. p. 2 (2021年2月10日). 2021年2月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月5日閲覧。 “開催日:3月6日(土) ●A3009号・A3010号の運行開始@新静岡駅■A3009号10:10発新清水行 ■A3010号10:20発新清水行”

参考文献[編集]

  • 「静岡鉄道A3000形 SHIZUTETSU Series A3000」パンフレット 静岡鉄道株式会社発行
  • 「月刊とれいん」No.497 2016年5月号 株式会社エリエイ
  • 「平成28年3月24日にデビューした最新車両、静岡鉄道A3000形」『鉄道ファン』2016年6月号、交友社、2015年、p.106 - p.107
  • 石上利晃(静岡鉄道(株)鉄道部技術課)「静岡鉄道株式会社 通勤形車両A3000形車両導入」、『R&M』24巻9号(2016年9月号)、日本鉄道車両機械技術協会 pp. 62-65
  • 大畑尊伸(静岡鉄道(株)鉄道部運輸課)「新型車両プロフィールガイド 静岡鉄道 新型車両A3000形の概要」、『運転協会誌』58巻4号(2016年4月号)、日本鉄道運転協会 pp. 26-29
  • 「静岡鉄道 A3000形」、『総合車両製作所技報』5巻、総合車両製作所生産本部技術部 pp. 6-11

関連項目[編集]

本形式の設計思想の基となった車両
本形式と同じくSustina S13シリーズを採用している車両

外部リンク[編集]