キャスパー (哨戒フリゲート)

艦歴
発注
起工 1943年10月17日
進水 1943年12月27日
就役 1944年3月31日
退役 1946年5月16日
その後 1947年5月20日に売却
除籍
性能諸元
排水量 基準 1,430トン
満載 2,415トン
全長 303 ft 11 in (92.6 m)
全幅 37 ft 6 in (11.4 m)
吃水 13 ft 8 in (4.1 m)
機関 ボイラー3基 5,500軸馬力
タービン2基 2軸推進
最大速力 20ノット (37 km/h)
航続距離
乗員 190名
兵装 3インチ50口径対空砲3門
40mm機関砲 4門
20mm機関砲 9門
ヘッジホッグ 1基
対潜爆雷投射機(Y砲)8基
爆雷投下軌条 2条

キャスパー (USS Casper, PF-12) は、アメリカ海軍の哨戒フリゲートタコマ級フリゲートの1隻。艦名はワイオミング州キャスパーに因む。

艦歴[編集]

キャスパーは海事委任契約の下1943年10月17日にカリフォルニア州リッチモンドカイザー・カーゴ社で起工する。1943年12月27日にE・J・スポルディング夫人によって進水し、1944年3月31日に艦長F・J・シェイバー沿岸警備隊少佐の指揮下就役した。

就役後キャスパーはウェスタン・シー・フロンティアに合流した。1944年9月30日にサンフランシスコを出航し、シアトル沖での天候観測後11月6日に帰還した。サンフランシスコを拠点としてキャスパーは航空警戒、天候観測任務に従事し、アメリカ合衆国本土と真珠湾の間で活動した。サンフランシスコで国際連合の結成会議が1945年4月25日から始まり、キャスパーはファラロン諸島から2度の警戒巡視を行った。

キャスパーは1946年4月4日にサンフランシスコを出航、サウスカロライナ州チャールストンに向かい、同地で1946年5月16日に退役した。その後1947年5月20日に売却された。

外部リンク[編集]