ビューフォート (哨戒フリゲート)

艦歴
発注
起工 1943年7月21日
進水 1943年10月9日
就役 1944年8月28日
退役 1946年4月19日
その後 1947年4月11日にスクラップとして売却
除籍
性能諸元
排水量 基準 1,430トン
満載 2,415トン
全長 303 ft 11 in (92.6 m)
全幅 37 ft 6 in (11.4 m)
吃水 13 ft 8 in (4.1 m)
機関 ボイラー3基 5,500軸馬力
タービン2基 2軸推進
最大速力 20ノット (37 km/h)
航続距離
乗員 190名
兵装 3インチ50口径対空砲3門
40mm機関砲 4門
20mm機関砲 9門
ヘッジホッグ 1基
対潜爆雷投射機(Y砲)8基
爆雷投下軌条 2条

ビューフォート (USS Beaufort, PF-59) は、アメリカ海軍の哨戒フリゲートタコマ級フリゲートの1隻。艦名はサウスカロライナ州ビューフォートに因む。その名を持つ艦としては3隻目。

艦歴[編集]

ビューフォートは1943年7月21日に海事委任契約(船体番号1466)の下ウィスコンシン州スペリオルのグローブ・シップビルディング社で起工する。1943年10月9日にエルマ・G・ロジャーズ夫人によって命名、進水し、1944年7月8日に海軍に引き渡され、ボストンに移動するため一時的に就役する。ボストンには1944年7月20日に到着し、7月29日に退役、ボストン海軍工廠で気象観測艦に転換される。1944年8月28日に艦長ジョージ・R・ボイス沿岸警備隊少佐の指揮下一時的に就役した。

翌週ビューフォートは艤装を完了し、新たな艦長のB・R・ヘンリー沿岸警備隊中尉が着任した。9月8日に整調のためバミューダに向けて出航し、10月6日にボストンに帰還した。その後9日間の修理を行い、続いてハッセー・サウンド(ポートランドの近く)で5日間の訓練に従事した。ボストンに帰還するとすぐにニューファンドランドアージェンティアに向かう。その後1946年3月までアージェンティアを拠点として気象観測および航空、海上救難艦としての任務に従事した。3月、ビューフォートは一時的に不活性化予定として指定される。3月28日に第5海軍管区司令官へ報告を行い、4月19日にバージニア州ノーフォークで退役する。1946年5月21日に除籍され、1947年4月11日にペンシルベニア州チェスターのサン・シップビルディング・アンド・ドライドック社にスクラップとして売却された。

外部リンク[編集]