ヤマロ・ネネツ自治管区

ヤマロ・ネネツ自治管区
Ямало-Ненецкий автономный округ
Ямалы-Ненёцие автономной ӈокрук
ヤマロ・ネネツ自治管区の旗ヤマロ・ネネツ自治管区の紋章
ヤマロ・ネネツ自治管区旗ヤマロ・ネネツ自治管区紋章
ヤマロ・ネネツ自治管区の位置
国歌不明
公用語ロシア語ネネツ語
首府サレハルド
自治管区知事ドミートリー・アルチュホフロシア語版
構成体種別自治管区
連邦管区ウラル
経済地区西シベリア
面積
 - 総計

750,300km2
人口(2002年国勢調査)
 - 総計
 - 人口密度
 - 都市/地方比率
国内第72位
507,006人
0.7人/km2
83.4% : 16.6%
時間帯UTC +5(DST: なし)エカテリンブルク時間
ISO 3166-2:RU
番号
ウェブサイトhttps://www.yanao.ru/

ヤマロ・ネネツ自治管区(ヤマロ・ネネツじちかんく、ロシア語: Ямало-Ненецкий автономный округ, ネネツ語: Ямалы-Ненёцие автономной ӈокрук, Yamalia)は、ロシア連邦中部、チュメニ州に属する自治管区

概要[編集]

地理[編集]

西シベリア平原の西北部に位置し、北極海の一部であるカラ海に面し、半分以上は北極圏(北緯66度33分39秒)に属し、一部はウラル山脈の東稜にかかっている。オビ川が北に流れ、西のヤマル半島と東のギダン半島を大きく隔てるオビ湾に注ぐ。大陸の最北端は北緯73度で、北極円英語版から800kmの距離である。

オーロラの発生に伴う磁気嵐が頻繁に発生する。

歴史[編集]

紀元前3000年ごろに初めて、オビ川タズ川の流域に人の定住が始まった。

その約1000年後に南シベリアサモイェード系の人々が定着し、ネネツ人となった。

シビル・ハン国

1500年ごろ以降、ロシア人商人たちが入り、1595年にはコサックによって港町オブドルスク(現在のサレハルド)が建設された。

1930年12月10日にウラル州に属するヤマル民族管区として設置された。

行政区画[編集]

住民[編集]

ロシア人 (59%) ウクライナ人 (17%) タタール人など (5%) ネネツ人は人口の7%ほどに過ぎない。ほかクラスノセリクプ地区セリクプ人が居住してる。

主な都市[編集]

経済[編集]

天然ガス原油の採掘が主な産業である。

住民は伝統的にトナカイ放牧や猟、漁猟を営む。

標準時[編集]

この地域は、エカテリンブルク時間帯標準時を使用している。時差はUTC+5時間で、夏時間はない。(2011年3月までは標準時がUTC+5で夏時間がUTC+6、同年3月から2014年10月までは通年UTC+6であった)