瀬戸大橋ダービー

瀬戸大橋ダービー(せとおおはしダービー)は、岡山県香川県ホームタウンに持つプロスポーツチームが対戦する試合の呼称。サッカーにおいてはファジアーノ岡山FCカマタマーレ讃岐、バスケにおいてはトライフープ岡山香川ファイブアローズの対戦を指す。

概要[編集]

岡山県と香川県は、古くより宇高航路を代表する瀬戸内海内の航路を通じた交益が盛んであった。

現在でも両県は民放の放送圏が共有されており、瀬戸大橋で繋がっている。なおかつ両県の県庁所在地である岡山市高松市においては瀬戸大橋線によって直通化されており相互において通勤圏内とされている。そのため、これらを通じた両県の交流は歴史的背景を交えた生活の一部として民間にまで溶け込んでいる場合が多く、両都市における交流・情報のレスポンスは同一地域かと見まがうほどに非常に早いとされている[要出典]

サッカーの瀬戸大橋ダービー[編集]

2014年に讃岐がJリーグディビジョン2(J2)に昇格して2009年からJ2に所属している岡山と同一リーグで対戦することになったのを受けて、6月3日「瀬戸大橋ダービー」が行われることが発表された[1]

2014年8月31日の試合では、アウェー側の岡山が応援ツアーを企画。JR瀬戸大橋線の臨時団体列車で瀬戸大橋を渡り、丸亀に乗り込むというものであった。

2019年度は讃岐がJ3に所属する[2]ため、両チームの対戦は無い。

ホームスタジアム[編集]

チーム名 スタジアム名
命名権名称)
収容人員 スタジアム画像
ファジアーノ岡山 岡山県総合グラウンド陸上競技場
(シティライトスタジアム)
20,000人
Cスタ
Cスタ
カマタマーレ讃岐 香川県立丸亀競技場
(Pikaraスタジアム)
22,338人
丸亀
丸亀

対戦成績[編集]

  • 岡山:4勝(2分)讃岐:4勝
開催日 時期 会場 ホーム 得点 アウェー 観客数 出典
2014年 7月5日 J2 第21節 カンスタ 岡山 2 - 2 讃岐 12,359
8月31日 第29節 丸亀 讃岐 2 - 1 岡山 7,722
2015年 5月31日 第16節 讃岐 0 - 1 岡山 6,556
11月1日 第39節 Cスタ 岡山 1 - 2 讃岐 9,436
2016年 6月26日 第20節 ピカスタ 讃岐 0 - 1 岡山 6,716
8月14日 第29節 Cスタ 岡山 3 - 1 讃岐 12,233
2017年 4月16日 第8節 ピカスタ 讃岐 1 - 1 岡山 6,872
9月23日 第34節 Cスタ 岡山 0 - 1 讃岐 10,578
2018年 6月23日 第20節 ピカスタ 讃岐 1 - 0 岡山 5,668
8月5日 第27節 Cスタ 岡山 3 - 0 讃岐 10,594
2019年 - は、岡山がJ2、讃岐がJ3所属のため開催なし。

バスケの瀬戸大橋ダービー[編集]

2023年に香川がBリーグ3部(B3)に降格し、2019年からB3に所属している岡山と同一リーグで対戦することになったのを受けて、2024年2月に「瀬戸大橋ダービー」が行われることが発表された。なお、香川はかつてジップアリーナ岡山でのホームゲーム開催実績がある(2007年、2008年にプレシーズンゲーム、2016年3月19日・20日の公式戦vs金沢)。また、香川のホームゲームが丸亀市民体育館でも開催される際、隣接するPikaraスタジアムでカマタマーレ讃岐が同じ日にホームゲーム開催となると、試合時間が重複しないよう調整がされた。

ホームアリーナ[編集]

チーム名 アリーナ名
命名権名称)
収容人員 アリーナ画像
トライフープ岡山 岡山県総合グラウンド体育館
(ジップアリーナ岡山)
5,084人 岡山県総合グラウンド体育館
香川ファイブアローズ 高松市総合体育館
5,000人

対戦成績[編集]

  • 岡山:0勝 香川:4勝
開催日 会場 ホーム 得点 アウェー 観客数 出典
2023-24(B3) 2024年2月19日 第19節① ジップ 岡山 65 - 77 香川 2,965
2024年2月20日 第19節② ジップ 岡山 71 - 96 香川 2,134
2024年3月23日 第24節① 丸亀 香川 96-59 岡山 1,631
2024年3月24日 第24節② 丸亀 香川 80-72 岡山 1,714

出典[編集]

関連項目[編集]