UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ 2021-22
UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ 2021-22 | |
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決勝開催予定地のアレーナ・コムバターレ | |
大会概要 | |
日程 | 2021年7月6日 - 2022年5月25日 |
チーム数 | 32(GS)+8(UEL) (本戦) 136+45(UCL+UEL) (予選含) |
大会結果 | |
優勝 | ローマ (1回目) |
準優勝 | フェイエノールト |
大会統計 | |
試合数 | 140試合 |
ゴール数 | 401点 (1試合平均 2.86点) |
総入場者数 | 1,959,253人 (1試合平均 13,995人) |
得点王 | シリル・デセルス (10得点) |
2022-23 > |
UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ 2021-22は、今シーズンから新設された欧州サッカー連盟(UEFA)が主催する欧州第三のクラブサッカー大会である。優勝チームはUEFAチャンピオンズリーグ 2022-23のグループステージ出場権を得ていない場合に、UEFAヨーロッパリーグ 2022-23のグループステージ出場権を得る。決勝戦はアルバニア・ティラナのアレーナ・コムバターレで開催された。
今シーズンは、1998-99シーズン以来の欧州3大カップ(UEFAチャンピオンズリーグ、UEFAヨーロッパリーグ、UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ)が開催されるシーズンとなる。[1](1998-99シーズンまではUEFAカップウィナーズカップが開催されていた。)
新型コロナ感染症の影響[編集]
グループステージ以降、試合中の選手交代は5人まで(延長戦に入った場合は6人まで)認められる。
出場枠[編集]
55カ国・地域のUEFAメンバーのうち、54カ国・地域から合計181チームが今シーズンのUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(UECL)に参加した。各国の出場枠数は、2015-16シーズンから2019-20シーズンまでの過去5シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)およびUEFAヨーロッパリーグ(UEL)の成績を対象とした2020年度版のUEFAランキング[2]によって決定された。
- UEFAランキング1位から5位の各協会からは1チームが出場する。(ただし、スペインはラ・リーガ2020-2021で7位のビジャレアルがUEL 2020-21で優勝し、2021-22シーズンはUCL 2021-22に出場するため、スペインから直接、今大会に出場するチームはない)
- UEFAランキング6位から15位と51位から55位の各協会からは2チームが出場する。
- UEFAランキング16位から50位の各協会(リヒテンシュタインを除く)からは3チームが出場する。(UECLの優勝チームは翌年のUELに出場できる権利が得るが、UECLは2021-22シーズンから始まった大会のため、UEL 2021-22ではUECL優勝枠が空いたことで、UEFAランキング16位キプロスのチームのうち、キプロス・カップ優勝のアノルトシス・ファマグスタはUEL 2021-22に出場するため、直接、本大会に出場するのは2チームとなる。)
- 国内リーグを持たないリヒテンシュタインはカップ戦優勝の1枠のみとなる。
- UCL 2021-22で敗退した19チームとUEL 2021-22で敗退した26チームが今大会に出場する。(元々はUCLからは20チームが出場する予定であったが、UCLの出場チーム数が変更されたため19チームとなった)
協会ランキング[編集]
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出場権の配分[編集]
UEFAヨーロッパカンファレンスリーグの優勝チームは翌年のUEFAヨーロッパリーグの出場権を得るが、UEFAヨーロッパカンファレンスリーグは今季から始まった大会のため、UEFAヨーロッパリーグにおけるUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ優勝枠が空いたことで、各協会の参加ラウンドは以下のように変更された。
- UEFAランキング16位のキプロスのキプロス・カップ優勝チームの参加ラウンドはヨーロッパカンファレンスリーグの予選2回戦ではなく、ヨーロッパリーグの予選3回戦に繰り上げられた。
- 同30位のスロバキアのスロヴェンスキー・ポハール、同31位のリヒテンシュタインのリヒテンシュタイン・カップ優勝チームの参加ラウンドは予選1回戦から予選2回戦に繰り上げられた。
また、UEFAチャンピオンズリーグ 2021-22の予選1回戦の敗者17チームががヨーロッパカンファレンスリーグ予選2回戦(チャンピオンズ・パート)に出場する予定だったが、UEFAチャンピオンズリーグ 2020-21決勝でチェルシー(プレミアリーグ2020-2021では4位)が優勝し、プレミアリーグ4位に与えられる予定だったグループステージ出場枠が空いた関係で、予選1回戦の敗者が16チームに変更された。その為、チャンピオンズリーグからカンファレンスリーグに参加できるのは19チームになり、UEFAチャンピオンズリーグ 2021-22予選1回戦の敗者のうち1チームが抽選により予選2回戦が不戦勝となり、予選3回戦から出場する。
さらに、UEFAヨーロッパリーグ 2020-21決勝でビジャレアルが優勝し、ラ・リーガ7位に与えられる予定だったプレーオフ出場枠が空いたため、各協会の参加ラウンドは以下のように変更された。
- UEFAランキング17位のスイスのスイス・カップ、同18位のギリシャのキペロ・エラーダス優勝チームの参加ラウンドは予選2回戦から予選3回戦に繰り上げられた。
- 同32位のスロベニアのスロベニア・カップ、同33位のハンガリーのマジャル・クパ、同34位のルクセンブルクのルクセンブルク・カップ、同35位のリトアニアのLFFタウレー優勝チームの参加ラウンドは予選1回戦から予選2回戦に繰り上げられた。
初登場 | 前ラウンド勝者 | チャンピオンズリーグ敗者 | ヨーロッパリーグ敗者 | ||
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予選1回戦 (66チーム) |
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予選2回戦 | チャンピオンズ・パート (18チーム) |
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メイン・パート (90チーム) |
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予選3回戦 | チャンピオンズ・パート (10チーム) |
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メイン・パート (54チーム) |
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プレーオフ | チャンピオンズ・パート (10チーム) |
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メイン・パート (34チーム) |
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グループ ステージ (32チーム) |
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決勝トーナメント プレーオフ (16チーム) |
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決勝 トーナメント (16チーム) |
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出場チーム[編集]
括弧内は各チームが参加ラウンドの出場権を獲得した方法を示している。
- CW: カップ優勝 (Cup Winners)
- LC: リーグカップ優勝 (League Cup winners) ※該当なし
- 数字: リーグ順位
- PW: ヨーロッパカンファレンスリーグ出場権獲得プレーオフ勝者 (Play-offs Winners)
- UCL: UEFAチャンピオンズリーグ 2021-22敗退 (UEFA Champions League)
- Q1: 同予選1回戦敗者 (1st Qualifying round)
- PR: 同予備予選敗者 (Preliminary round)
- UEL: UEFAヨーロッパリーグ 2021-22敗退 (UEFA Europa League)
- GS: 同グループステージ3位 (Group stage round)
- PO: 同プレーオフ敗者 (Play-off round)
- Q3: 同予選3回戦敗者 (3rd Qualifying round)
大会日程[編集]
日程は以下の通り[8]。本戦の決勝(水曜日)を除いて、基本的にすべての試合は木曜日に行われるが、他のスケジュールとの競合の関係で例外として火曜日・水曜日にも行われる。 グループステージから、キックオフ時間は、18:45(以前の18:55ではなく)と21:00 CEST / CETの予定となっているが、地理的な理由で、例外的に16:30になる可能性がある。 グループステージの抽選を除き、抽選はスイスのニヨンにあるUEFA本部で行われる。
ステージ | ラウンド | 組み合わせ抽選会 | 第1戦 | 第2戦 |
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予選 | 1回戦 | 2021年6月15日 | 2021年7月8日 | 2021年7月15日 |
2回戦 | 2021年6月16日 | 2021年7月22日 | 2021年7月29日 | |
3回戦 | 2021年7月19日 | 2021年8月5日 | 2021年8月12日 | |
プレーオフ | 2021年8月2日 | 2021年8月19日 | 2021年8月26日 | |
グループステージ | 第1節 | 2021年8月27日 | 2021年9月16日 | |
第2節 | 2021年9月30日 | |||
第3節 | 2021年10月21日 | |||
第4節 | 2021年11月4日 | |||
第5節 | 2021年11月25日 | |||
第6節 | 2021年12月9日 | |||
決勝トーナメント | プレーオフ | 2021年12月13日 | 2022年2月17日 | 2022年2月24日 |
ラウンド16 | 2021年2月25日 | 2022年3月10日 | 2022年3月17日 | |
準々決勝 | 2022年3月18日 | 2022年4月7日 | 2022年4月14日 | |
準決勝 | 2022年4月28日 | 2022年5月5日 | ||
決勝 | 2022年5月25日 アレーナ・コムバターレ, アルバニア・ティラナ |
予選[編集]
予選1回戦[編集]
予選1回戦では、合計66チームが参加する。組み合わせ抽選会は、2021年6月15日に行われた。第1戦は2021年7月8日(一部、7月6日)に、また第2戦は同年7月15日(一部、7月13日)に行う。
- Notes
- ^ 組み合わせ抽選会後に第1戦、第2戦の日程を入れ替えた。
予選2回戦[編集]
予選2回戦では、合計108チームが参加する。組み合わせ抽選会は、2021年6月16日に行われた。第1戦は主に2021年7月22日に、また第2戦は同年主に7月29日に行う。
チーム #1 | 合計 | チーム #2 | 第1戦 | 第2戦 |
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テウタ・ドゥラス | 3 - 2 | インテル・ダスカルダス | 0–2 | 3-0 (延長) |
リガFC | 3 - 0 | シュケンディヤ | 2-0 | 1-0 |
ディナモ・トビリシ | 2 - 7 | マッカビ・ハイファ | 1-2 | 1-5 |
HB | 6 - 0 | ブドゥチノスト・ポドゴリツァ | 4-0 | 2-0 |
リンフィールド | 4 - 0 | ボラツ・バニャ・ルカ | 4-0 | 0-0 |
シャフティオール・ソリゴルスク | 1 - 3 | フォラ・エシュ | 1-2 | 0-1 |
フォルゴーレ・ファルチャーノ | 3 - 7 | ヒバーニアンズ | 1-3 | 2-4 |
プリシュティナ | 6 - 5 | コノーズ・キー・ノーマッズ | 4-1 | 2-4 |
ヴァルル | 0 - 6 | ボデ/グリムト | 0-3 | 0-3 |
- Notes
- ^ 組み合わせ抽選会後に第1戦、第2戦の日程を入れ替えた。
予選3回戦[編集]
予選3回戦では、合計64チームが参加する。組み合わせ抽選会は、2021年7月19日に行われた。第1戦は2021年8月5日(一部、8月3日)に、また第2戦は同年8月12日(一部、8月10日)に行う。
チーム #1 | 合計 | チーム #2 | 第1戦 | 第2戦 |
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マッカビ・ハイファ | 7 - 3 | HB | 7–2 | 0–1 |
リンフィールド | 2 - 4 | フォラ・エシュ | 1–2 | 1–2 |
シャムロック・ローヴァーズ | 3 - 0 | テウタ・ドゥラス | 1–0 | 2–0 |
リガFC | 4 - 2 | ヒバーニアンズ | 0–1 | 4–1 (延長) |
プリシュティナ | 2 - 3 | ボデ/グリムト | 2–1 | 0–2 |
チーム #1 | 合計 | チーム #2 | 第1戦 | 第2戦 |
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ディナモ・バトゥミ | 2 - 3 | スィヴァススポル | 1–2 | 1–1 (延長) |
KuPS | 5 - 4 | アスタナ | 1–1 | 4–3 |
ソチ | 3 - 3 (2–4p) | パルチザン | 1–1 | 2–2 (延長) |
シロンスク・ヴロツワフ | 2 - 5 | ハポエル・ベエルシェバ | 2–1 | 0–4 |
サンタ・クララ | 3 - 0 | オリンピア・リュブリャナ | 2–0 | 1–0 |
ウーイペシュト | 1 - 6 | バーゼル | 1–2 | 0–4 |
エルフスボリ | 5 - 2 | ヴェレジュ・モスタル | 1–1 | 4–1 |
コロス・コヴァリフカ | 0 - 0 (1–3p) | シャフチョール・カラガンダ | 0–0 | 0–0 (延長) |
パソス・デ・フェレイラ | 4 - 1 | ラーン | 4–0 | 0–1 |
ルツェルン | 0 - 6 |