2001年の日本ハムファイターズ

2001年の日本ハムファイターズ
成績
パシフィック・リーグ6位
53勝84敗3分 勝率.387[1]
本拠地
都市 東京都文京区
球場 東京ドーム
球団組織
オーナー 大社義規
経営母体 日本ハム
監督 大島康徳
選手会長 岩本勉
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2001年の日本ハムファイターズ(2001ねんのにっぽんハムファイターズ)では、2001年シーズンについての日本ハムファイターズの動向をまとめる。

この年の日本ハムファイターズは、大島康徳監督の2年目のシーズンである。

概要[編集]

就任初年度、ビッグバン打線が爆発しAクラスである3位に入った大島監督は、「21世紀最初の年に優勝する」と意気込み、開幕を迎えた。しかし開幕直前に井出竜也が離脱、開幕戦で片岡篤史シャーマン・オバンドーが途中交代、その後ナイジェル・ウィルソンもリタイアするなど、故障者続出でビッグバン打線が機能しなくなり、4月の段階で早くも最下位に転落。その後も巻き返すことができず、投手陣も打ちこまれた。ベテランの下柳剛が9勝を挙げ、リリーフに回った芝草宇宙が6勝と復活、奈良原浩も故障者の穴を埋める働きを見せた。ルーキーの井場友和中村隼人、高卒2年目の田中賢介佐々木貴賀、高卒3年目の實松一成森本稀哲など若手にも積極的に出番が与えられたが、最終的に53勝84敗3分で21世紀最初の年は7年ぶりの最下位に終わった。その後2004年札幌ドーム移転まで、チームは低迷期を迎えることになる。チームの低迷で大島監督の進退問題が浮上したが、翌シーズンも続投が決まった。

チーム成績[編集]

レギュラーシーズン[編集]

開幕オーダー
1 中村豊
2 小笠原道大
3 片岡篤史
4 オバンドー
5 島田一輝
6 ウィルソン
7 田中幸雄
8 野口寿浩
9 金子誠
投手 金村暁
2001年パシフィック・リーグ順位変動
順位 4月終了時 5月終了時 6月終了時 7月終了時 8月終了時 最終成績
1位 近鉄 -- オリックス -- 近鉄 -- 近鉄 -- ダイエー -- 近鉄 --
2位 ダイエー 0.5 ダイエー 1.0 ダイエー 2.5 ダイエー 1.5 近鉄 0.5 ダイエー 2.5
3位 オリックス 2.0 ロッテ 1.5 オリックス 3.5 西武 2.5 西武 3.5 西武 6.0
4位 ロッテ 2.5 近鉄 1.5 ロッテ 4.5 オリックス 3.5 オリックス 6.5 オリックス 7.0
5位 西武 3.0 西武 3.5 西武 5.5 ロッテ 7.0 ロッテ 7.0 ロッテ 14.0
6位 日本ハム 7.0 日本ハム 13.5 日本ハム 14.0 日本ハム 18.5 日本ハム 18.5 日本ハム 24.5
2001年パシフィック・リーグ最終成績
順位 球団 勝率
1位 大阪近鉄バファローズ 78 60 2 .565 優勝
2位 福岡ダイエーホークス 76 63 1 .547 2.5
3位 西武ライオンズ 73 67 0 .521 6.0
4位 オリックス・ブルーウェーブ 70 66 4 .515 7.0
5位 千葉ロッテマリーンズ 64 74 2 .464 14.0
6位 日本ハムファイターズ 53 84 3 .387 24.5

オールスターゲーム2001[編集]

  • コーチ
大島康徳
  • 監督推薦
下柳剛
小笠原道大
井出竜也

選手・スタッフ[編集]

表彰選手[編集]

リーグ・リーダー
選手名 タイトル 成績 回数
小笠原道大 最多安打 195本 2年連続2度目
ベストナイン
選手名 ポジション 回数
小笠原道大 一塁手 2年ぶり2度目
ゴールデングラブ賞
選手名 ポジション 回数
小笠原道大 一塁手 3年連続3度目

ドラフト[編集]

順位 選手名 守備 所属 結果
自由獲得枠 江尻慎太郎 投手 早稲田大学 入団
1巡目 (選択権なし)
2巡目 山口弘佑 投手 リースキン広島 入団
3巡目 (選択権なし)
4巡目 佐藤吉宏 外野手 鳥栖高 入団
5巡目 野中信吾 内野手 神埼高 入団
6巡目 富樫和大 投手 川崎製鉄千葉 入団
7巡目 山田憲 内野手 東海大学付属浦安高 入団
8巡目 村西辰彦 内野手 愛知学院大学 入団

出典[編集]